HPを作った ジュースをもらった レーキを買った 運古まみれの子牛

 せたな町の僻地医療を考えるサイトをとうとう立ち上げた。まだ未完成だが、一部の資料を読むことができるので、よかったら見てください。
 
 朝から町に出て、部品を買ったり、携帯を注文したり(レンズが傷ついて、カメラとして使えない)、昼飯用の小麦粉(スコーンやクレープになる)を買ったり・・・。

 友人2人と立ち話をした。意外とみんなこのブログを読んでくれている。医療についていろいろ活動しているが、話をして、ジュースまでもらい、みんな暖かく見てくれていることがわかり嬉しかった。
 
 昨日壊したプラウを修理し、ソバ畑予定地を反転した。アブが凄くて、途中で作業を中止した。北山にテッターをかけに行った。空は曇天。あまり乾いていない。
 機械屋さんが、中古のレーキを持ってきてくれた。相当無理な値段だが、無いと作業にならない。今度のレーキは軽いらしい。
 
 医療問題に忙殺されて、疲弊している間に、監視カメラを見るのを忘れていた。晩飯を食べた後ようやく気がついて見てみたら、既に胎盤が落ちていた(2〜3時間経っていたということ)。子牛を捜したが、姿が見えない。慌てて行ったら、大子牛の枠に迷い込み、尿溝の中で糞尿まみれになっていた。
 大急ぎで抱きかかえ、温水シャワーを使ってきれいに洗ってやった。夏で良かった!タオルで体を拭いてやり、人工初乳をカテーテルで飲ませた。蜜三郎事件以来、使うのに躊躇していたものだ。
 産室に、母親のモモエと共に入れたのだが、モモエは自分の子どもという認識が消えてしまい、子牛を舐めようともしなかった。モモエは貧乳で、乳量がとても少ない。それでも1回だけでも初乳を飲ませたかったが、危険なので断念。夜中に、2回目の人工初乳を飲ませた。名前は運の着いた子どもだから「運子」にしたかったが、メスはひらがな表示なので誤解を受けてしまう。医療を考えている最中に生まれたので、ナースから「なすび」という名前に決定した。
 
 こんな苦労をした甲斐があり、掲示板に地元の人の投稿が増えた。みんなで活発に議論が出来れば、俺が出る幕が無くなるので、管理に徹することが出来るのだ。
 町の医療に関心がある人は、どんどん書き込みしてください。