石灰塗装 剥ぎ剥ぎ! 新しい部屋 

 今日は、3人娘の部屋を、石灰消毒するために、他の作業を急いだ。狭い部屋に3頭も入ったまま、床や壁の掃除をし、高熱の石灰液を塗布するのは困難だった。好奇心が強く、臆病な子牛(注射や投薬などで、恐がりになっている)が、寄ってきたり、あわてて暴れたり・・・。今日は、天井のクモの巣まで取り払ってから、石灰を塗った。帽子をかぶるべきだったし、洗濯したてのジャンパーではなく、ボロヤッケを着て作業するべきだった。俺も子牛も、石灰が着いて、白黒のホルスタインだ。壁を白く塗りつぶしたおかげで、部屋全体が明るくなった。
 午後から、果穂太郎とキララの部屋に残っていた、古い敷きワラを剥ぎ取った。相変わらず、腰の痛くなる作業だ。剥ぎ取るだけでも重労働だが、一輪車満載で何往復も運んだ。先日広げた堆肥置き場が、たった一日で半分くらいふさがった。
 せっかくキレイにしたので、壁の運古も剥がし、大量の生石灰を床に撒いた。その後、部屋を2分割するために、1本柱を足して、邪魔な柱を抜いた(失敗すると屋根が落ちる)。新牛舎建設に使った、枠付きのコンパネを新しい壁に流用した。完成させたかったが、夜牛舎の時間になったので、一部仮留めで終わらせた。
 牛舎内は、昨日からの牛糞が溜まっていた。糞出し、ミルクやり、エサやりなどを、手分けしてやってもらい、その間に俺は、子牛用早刈り牧草と敷きワラを牛舎に運んだり出来た。