今日はがんばったのだ!

yonemiki2006-01-08

 昨夜、妻が寝かせてくれなかったので、朝がつらい(残念ながら色っぽい話ではなかった)。今日は、これまで溜まっていた懸案を、出来るだけ片づけたかったので、朝牛舎はさらっとやるつもりだった。ところが、3人娘の調子が悪そうなので熱を計ると、それなりにあるし、下痢も治まっていない。獣医さんに電話した。
黒豚ローズに、晩白柚の皮を砂糖で煮たものをやった。人が食べるように作ったのだが、ちょっと失敗したのだ。嬉しそうに食べていたが、その後しばらくは、吐息が晩白柚のいい香だった。
繋ぎ牛舎の屋根約70平方メートルの雪下ろしをした。まず、子牛のパドックの柵になっていた単管を撤去し、屋根に登る。昨年秋にペンキを塗ったのだが雪が滑り落ちず、厚さ80cmくらい積もってる。屋根を踏み抜かないように、全層除雪は避け、15cmほど雪を残して雪下ろしをした。下の方は雪が締まっており、力が要ったが、だんだん慣れて素早く雪下ろしが出来るようになった。降ろした雪が屋根の高さまで積み上がった。降ろした雪で開かなくなった出入り口は、ユンボで除雪した。約7トンほどの雪を下ろしたことになり、これでこの牛舎は当分の間、倒壊の恐れがなくなった。
 もう一つの懸案であった、妊娠牛とその他の牛を分ける電気牧柵の張り替えをした。雪が深いので、長い木の棒を立て、碍子をねじ込んでケーブルを張った。
 獣医さんが、下痢している子牛は、隔離しなければダメだと言った(わかっているが、場所がないので諦めていた)ので、急ごしらえのワクを作って子牛を入れた。多恵太郎も、別室を作って隔離した。それに伴い、エサ箱が不足し、バケツで間に合わせた。
 堆肥舎への道を除雪し、大子牛の糞出しをした。昨日、堆肥を切り返し、高く積み上げたのだが、一時保管の場所が、吹き込んだ雪で塞がるので苦労している。
 夜牛舎の時、妊娠牛とその他の牛を分離する作業をした。長ムチを使って牛を追い、妊娠牛を堆肥舎の方に隔離した。雪明かりのおかげで、ライトを持たなくても牛一頭一頭識別できたので助かった。妊娠牛が、良質の牧草を飽食して太るのを恐れていたので、これで心配事が一つ減った。
 夜牛舎が終わったのは、夜11時を過ぎていた。さすがに疲れたが、気になっていたことがいくつもできたので良かった。