ミカン誕生! 

yonemiki2005-11-01

 元六郎がモトツボの乳首に吸い付いている時間が長いので、ちゃんと出ていない可能性もあると考え、初乳を半量飲ませた。反対側に繋いであるツボミの産道が下がり、お産が間近と感じたので、周辺の敷きわらを全部交換した。
 久しぶりにローズの散歩に行った。いつものように、台所の裏に行ったら、ホダ木から巨大な椎茸が生えていた。
 午後から、コンクリート練りの続きをやるつもりで、Mikiにセメントを買いに行ってもらったのだが、牛舎に行くとツボミの陰部から袋が垂れ下がっていた。
 足と舌が見えていたが、とても小さい子牛だ。手で足をつかんで引っ張りだし、乾草で体を拭いてやる。やっぱりメスだ。ツボミを放し、子牛を舐めさせる。買い物から帰ったMikiに、牛衣を1着急いで完成させてもらう。
 俺は新牛舎の南側基礎コンクリートを作ったワクを取り外し、コンクリートミキサーの穴を、コーキングでふさぐ作業をした。完成した牛衣を着せ、ツボミの乳首に吸い付かせようと誘導したが、子牛は目の前の乳首ではなく、脇に立つ俺の股間を狙って、鋭い一撃を・・・。始めての出産であるツボミは、子牛が腹の下には行ってこようとすると、後ろ足で払おうとしたのだが、体を撫でてやると大人しくジッとして吸い付かせていた。小さいけど元気な子牛だ。名前は「ミカン」になった。体重は25kgだった。
 久しぶりに風呂に入った。でかすぎて、お湯を張るのに時間がかかりすぎるのだ。俺はやっぱり、シャワーより風呂が好きだな〜!