ポークビーンズ

yonemiki2005-09-27

 このブログを見てくれる人の総数はかわらないが、最近北海道以外の比率が40%台まで上がってきた。神奈川とか山口の人が急増しているようだ。検索のキーワードは「農家になりたい」がトップである。農家は楽しいよ!
 今日はポークビーンズを作る予定だったのだが、大豆を水につけたり、豚肉のブロックを解凍したりしていなかった。とりあえず、大豆を選別して水につけ、牛舎のバケツの中にジップロックに入れた冷凍ブロック肉を入れて溶かす
 とりあえず、午後から取りかかることにして、フォードにレーキを着け採草地に向かう。ところが、突然雨が降り始めてしまった。今日の収穫を断念して、スゴスゴ帰る。
 というわけで、ポークビーンズ作り。豚肉はレシピの2倍強。大豆は4倍くらいある。ベーコンも、1ブロック解凍したのだが、やる気満々のMikiは、全部使ってくれた。「肉がいっぱいだね?」当たり前である。大きな圧力鍋いっぱいになっていた。「最初の炒め方が足りなかったのかな?豚肉臭いよ!」慌てて駆けつけ、味見するが、そんなことはない!Mikiは匂いに敏感になっているのだ。蓋を取って、グローブやセージなどの香辛料を入れた。ベーコンの塩味が出て、味付けしていないのにいい味が出ていた。貰い物のミニトマトを大量に入れ、味に期待が高まる。
 「出来たよ!」大きなお椀にたっぷりついでくれた。いろんな味が解け合って、すごくいい味が出ていた。旨い!柔らかい!最高である。20年前に、片岡義男の「彼のオートバイ・彼女の島」という小説を読み、その中でポークビーンズを食べるシーンが出てきて以来、食べたいナーと思っていたのだが、やっと実現した。
 ユキの排卵確認したのだが、すでに排卵後だった。こんな発情では、発見がなかなか難しい。
 ちょうどそこに獣医さんが来たので、俺は牛舎に走っていったのだが、ローズはエサも持っていない俺の後を「ブイッブイッ」と言いながら駆け足で着いてきた。「名犬豚吉だな?」と獣医さんも笑っていた。