元五郎誕生! 電牧チェック 堆肥の切り返し 保険 

yonemiki2005-06-02

 6時前に電話があり、家で委託した受精卵移植の牛が生まれたとのこと。急いで子牛運搬袋を用意して出かける。共和線を走ってしばらくしたら、林道に黒毛和牛がいるではないか!「Hさんのだ!」今はかまっていられないので、Yさんちに向かう。元気な雄の子牛だった。「元五郎だ!」脱走牛の連絡をYさんに依頼して、一般道を使って帰路につく。
 体を拭き、人工初乳をカテーテルで飲ませて、牛衣を着せ小部屋に入れる。今年最初のエゾハルゼミが鳴いていた。涼しげなその声は、春の今の季節にぴったりだ。繁殖カレンダーを見てビックリ!今月出産予定の牛が、あと3頭もいるのだ。モモエだけは繋いでいるが・・・。
 朝牛舎後、昨日に引き続き電気牧柵のチェックに行った。モモカが脱走するからだ。くぐれるところは全部無くしてあったので、低すぎて飛び越えられそうな所に支柱を足して適度な高さに調節した。あばらがうっすらと2本くらい浮いており、青草の食べ過ぎで太りすぎている感じはない。もうしばらくしたら、草が無くなるだろうから、よく注意しておかなければならない。電僕の内側は、芝刈り機で刈ったように草が短くなっていた。
 堆肥舎にひろげて置いてあった堆肥を、切り返して積み上げた。一冬分全部の堆肥を全部切り返した。あとちょっとで終わるところで、2回目の初乳をやり忘れていることに気がつき、慌てて飲ませに行く。哺乳瓶ではうまく飲めないので、カテーテルだ。時間がかけられれば頑張るのだが・・・。
 車の保険で、犬の治療費がおりないか調べた。繋いでなかったり飛び出されたりすると出にくいらしいが、保険でおりない分は俺が負担することになると言ったら、全額出してもらえることになりそうだ。お金を出せば良いわけではないが、できる限り精一杯のことをしたい。もし、ゴロウを轢かれたら、たとえゴロウが飛び出したとしても、轢いた人に対しては、恨みの一言も言いたくなるだろう。そうならないよう、一生懸命躾けてはいるが・・・。
 診療所に行った。ある人に、俺が一人で騒ぎ立てているという意見を耳にした話をしたら、「いっそのこと、全部話したら?何も不利なことは無いんだし。」と言われ、なるほどと思った。まだ言ってはいけないと思っている部分があるから、説明に無理があり、妻をかばっているように見えるのだ。全部言ってしまえば、もっとすっきり説明ができ、聞いた相手も理解しやすいだろう。今度からそうしよう!
 今日は、久しぶりに全頭牛舎に呼び込んだ。妊娠している牛達も、久しぶりの配合飼料を舐めて喜んでいた(と思う)。臨月のメロンとユキを繋ぎ、あとは出てもらう。まだ、乳房は張ってきていない。