余計なこと!

yonemiki2005-02-11

寒さで目が覚める。ストーブが消えている。燃料切れか?厚着して、雪をかき分けタンクに向かったが、満タンに入っているではないか!何度スイッチを入れ直しても、20秒ぐらいで消えてしまう。室温は5℃だった。じっとしてても寒いだけだ。俺は牛舎へ、Mikiは家中の掃除だ。体調が悪いのをおして、電気屋さんが来てくれた。昼ごろやっと火がついた。炎を見知するセンサーが壊れていたようだ。
 幸次郎の熱は下がっていた。ドウペンは、ペニシリンの効果が3日間続く新薬だ。ジョンとココアは、外に脱走すると美味しいエサがあることに気がついてしまった。何かというとすぐに脱走して、子牛用の早刈り乾草を食べている。ピノコとローズは、呼ぶとすぐに駆けつけるが、エサを見ると見境無く突進し、せっかく作ったエサをぶちまける。頭に来て蹴っ飛ばしていると(手では押さえきれない)、その隙をついてジョンとココアが脱走する。余計な手間かけさせるな!余計なことと言えば、ジョンは口の届く範囲にあるバケツだのタオルだの服だの、くわえて引っ張り込んだり、放り投げたり・・・。オスというのは元来イタズラ好きだ!馬の中で、イタズラといえばポパイだ!ものすごい力で、何でも壊してしまうから、口の届く範囲に迂闊なものは置けない。ココアはイタズラはしないが、暇つぶしに子豚に頭突きしている。
 冷え込んだので、水場が無事か見に行った。雪の下を凍らずに流れてきて、雪の割れ目から顔を覗かせていた。ただ、足場が凍っていて危なかったので、後でユンボで掘ってやろう。
 ユンボで、雪の中に埋まっていた、400kgの肥料袋を掘り出した。用心してゆっくりゆっくり雪をかいて、と思ったら大穴を開けてしまった。バカ!3袋格納庫の中にしまった。
 牛舎のシャッターの前に、屋根から下ろした雪が山積みになっていたが、ユンボで撤去した。シャッターギリギリまで取ろうとしたら、ちょっと欲張りすぎてシャッターをへこませてしまった。直すのに大汗をかいてしまった。
 遅い昼食をとって、だらだらした後、牛舎に行ったら・・・。見たくない黒い陰!脱走だ!しかも親牛たち。ここで怒ると、さらに悪い結果を招くので、興奮させないようにゆっくり追い出してやった。その惨状は、あまり書きたくない。牛舎の扉をこじ開けて入ってきたらしい。こんな簡単に空く扉を作るなよな!つっかい棒をかけ忘れたのは俺だけど・・・。事態を収拾するのに1時間もかかった。ついでに、チビ子牛の扉が開いて・・・。余計な仕事を増やしやがって!
 ミルクをやった後、モモコはちゃんとペレット給餌器に吸い付くが、おバカなマユコはモモコの脇腹に吸い付いてちっとも給餌器に吸い付かない。何が美味しいのか?夢中である。仕方なく、ミルクの後、マユコのために10分ほどペレット給餌器に吸い付く練習をさせている。