モモコとマユコ フォード入院 大脱走

yonemiki2005-01-12

 今朝は、一段と元気が出ていた。モモコも、1週間ぶりに2㍑の代用乳を自力で飲んだ。ついでに、ペレット給餌器にも食いつき、食欲が戻ったことをアピールした。獣医さんが来て、体温を測ったら、38.4度と低すぎた体温が、39.5度と高くなっていた。要するに、死にかけていたのが、やっと普通の病気牛になったのかな?でも元気に走り回っている。発酵床も40℃以上になり、上からのランプも合わせて、かなり暖かい。
 機械屋がフォードを持っていくので、苦労してエンジンをかけて待った。大雪で、あっという間に20cmくらい積もってしまった。大型がUターン出来るように除雪しておいたが、機械屋はUターンしなくてもすむように、隣から我が家まで数百mの道をバックできたようだ。
 年末に出すべきだった営農計画書に取りかかる。収入の欄はすぐに書き込めるが、経費は複雑でよく判らない。途中で投げ出す。
 夜牛舎に行くが、糞出ししようにも、雪が深くて一輪車が進めない。ユンボを出して除雪する。ついでに,D型格納庫脇の除雪をやった。つぶれたら大変だ!大子牛・中子牛のエサをやり、チビどもにミルクをやっていたら、大きな子牛が走ってきた。みると大子牛9頭が脱走して牛舎内を走り回っている。これは大変なことだ。体重150〜300kgの子牛がめいめい勝手に走り回っているのだ。引っぱることが出来ないから追い込むしかないが、全頭いっぺんに追い込めないので、入れた牛達がすぐに出てきてしまうのだ。だんだん腹が立ってきて切れた俺は、スコップを振り回し、大声を上げて追いかけ回し、すり抜けて逃げようとする子牛には容赦のない一撃を加えた。ようやくあと1頭になり、一度入り口を閉鎖してモクシを持って追い込み、瓜太郎を捕まえた。こいつは引き牛調教していないので、たった5m引っぱって枠に戻すのにえらい苦労した。ふと外を見ると、除雪した堆肥舎への道を母牛たちが嬉しそうに走っている。頭に来たので、牛を入れるのを止めて帰ってきてしまった。
 一応子牛の世話は全部終えたつもりだったが、今考えてみると、ミルクをあげたのは2頭だけだった気がしてきた。今からやりに行くか?