お産まだ? 切り草 除雪 開放馬房

yonemiki2004-12-31

我が家には、野良猫が住んでいる。フクの様子を見るために早起きしてみると、テーブルの上に置いてあった鍋から、鮭の切り身が取り出されて、床に落ちていた。宙太の野郎!ちょっとでも油断するとすぐに襲われる。
 フクのお産はまだだった。乳房が張り、産道が落ちて骨盤と尻尾の間にある腱が伸びきっていた。これまでの経験から、あと数時間で生まれるような兆候だ。繋いであった母牛たちを放して、帰宅。食事後、出直して朝牛舎をやる。ミルクの時、先に飲み終えたユカが、まだ飲んでいる元次郎のチ○○にしゃぶり付く。吸う力が強いので、皮膚が伸びて毛がビロビロになっている。大丈夫か?
 切り草が無くなった。フォードのエンジンをかけようとして失敗し(一発でかからないとバッテリーが上がってしまう)、クボタで引っぱり出して、ブースターケーブルで繋ぐ。何回もやっている作業なのに、今日に限ってプラスとマイナスを間違えてつなぎ、電極を融かしてしまった。切り草50kgほど作る。中子牛4頭の、下痢はおさまっているが、咳のほうはまだ続いている。今日も注射。
 馬たちを休ませるために、夜間開放馬房(好きなときに入って寝られる馬小屋)にする事になった。D型格納庫の一部を馬小屋用に囲ってあるが、そこを掃除し、馬たちから積んである牧草ロールを守るシートをかけて入れる準備をした。
 ユンボで牧草用のD型格納庫脇の除雪をした。去年は取りかかるのが遅れて危なく潰すところだったので、早めにやることにしたのだ。Mikiに交代して馬の入っているD型格納庫脇も除雪してもらう。こちらは、前の住民が離農するとき、除雪が遅れてフレームが曲がってしまい、とても弱くなっている。
 夜牛舎を終え、馬にエサをつまませ馬房を開放してやったら、もう9時半だ。大晦日までよく働いた年だった。来年は良い年になるだろう。