子豚引っ越し 子牛誕生 トタン貼り

 今日は、子豚を連れての出勤だ。激しい雨が降る中、ネコのかごに押し込んで連れて行った。哺乳子牛の発酵床にいれる。親牛舎を覗くと、マサコの後ろに、運古にしては大きすぎる固まりが落ちている、「子牛だ。」まだ予定日じゃないし、昨夜オッパイはまだ小さかったのに・・・。急いで拾い上げ、お湯で汚物を洗い流し体を温めてやる。動き始めたので、分厚く敷いた敷きわらの上に移動し、ワラで体を拭いてやる。人工初乳をカテーテルで流し込み、へその緒を消毒した。
 マサコの寝床が、糞や胎盤で汚れていたので、掃除してやろうと近づいたら、隣のサトコが久しぶりに蹴りを出し、避けた拍子に足を滑らせ手を着いた。そこへ体重450kgの牛の蹄が・・・。「※☆△×■・・・。」左手の中指と薬指を踏まれており、結婚指輪は無惨にもつぶれ、亀裂が入って指に食い込んでいた。血が止まってしまうので、少し丸く戻して、石鹸を着け、なんとか抜いたが、つぶれて食い込んだ指輪をまわしながら抜くのは痛かった。
 こんな日に限って仕事がたまっているものだ。午前中いっぱい牛舎仕事をやり、子豚のために発酵床にふすまを追加して撹拌してやったり、哺乳瓶で水を飲ませてやったり、蜜次郎とクリを中子牛の枠に引っ越しさせたりした。黒豚と黒毛和牛の子どもが、仲良くしている姿を写真に撮ろうとしたが、薄暗い牛舎で、黒い子牛と子豚では、何がどうなっているのか判らなかった。残念!昼飯時だったが、産まれた子牛に2回目の初乳をのませた。
 手が痛いのでだらだらしていたが、雨が止み、風が吹いてトタンが乾いたので、堆肥小屋の屋根貼りをした。2枚だけ!後1割残っている。 
 今日は畑作部会の忘年会だ。急いで夜牛舎をやったが、30分ほど遅刻した。