堆肥撒き

 近所の牛飼いさんの放牧地を整備して、竹藪を根っこから掘り返し、凹凸を慣して、牧草の種を蒔くことになった。
 こういう作業を考える人って、この島に来たりしないので、現場の事がわかっていないのでは無いかと思うことが多い。
 たとえば、牧柵は有刺鉄線を使うのだけど、設計耐用年数は30年とか・・・(^^ゞ ドブ漬けの防錆加工した有刺鉄線が、3年でボロボロになることや、近年薄い一本爪の支柱が指定されるようになったようだけど、爪が2〜3年で錆び落ちてしまい使い物にならない事など、一度でも見に来ればわかることなのだけど・・・。堆肥や施肥の量も、新規造成した畑の場合、初年度はちょっと多めにしないと、なかなか牧草が育たない。
 今回の施工業者さんは顔見知りだったので、柵のことや作業手順、堆肥や施肥の量について、設計の段階で少しでも硫黄島に即したできないか話をしていたら、難しいと言いながらも前回造成した畑に比べてずいぶん沢山の堆肥が用意されていた。
 今日は、アルバイトとして堆肥を撒いた。