ドローン


 いつものように、滑走路を横断して黒島崎放牧地の見回りに行こうとしたら、なにやら機材を持った人達がいた。
「何やってるんですか?」
と尋ねたら、
口永良部島まで飛ばしたドローンが帰ってくるから、待っているんです。もうまもなく見えるはずです。」
 これは観るしか無いでしょう?
 意外に小さくびっくりした。こんなに小さいのに・・・。
「GPSによる自動操縦なんですか? 無線操縦にするには、電波が届かないですよね?」
「そうですね。座標を入力して、その通りに跳び指示した写真を撮ってきます。」
だって!
「何千万円もしますよね?」
と聞くと、
「そうですね。数千万単位です。」
 危険な場所の撮影を依頼されては、出かけているとか・・・。ちょっと楽しそう。
 
 チガヤの一番草を刈り取った。