減薬 ローズとカラス

yonemiki2009-04-08

 病院に行ってきた。顔がふっくらとして、明るくなったと言われた。体重は変わっていない。
 聞かれるままに、俺を取り巻くいろいろな困難な状況を説明した後、
「クヨクヨしても仕方ない。なるようにしかならない。別に恐れることはないと思う。」
と言ったら、さらに減薬する段階になったと判断された。日に3回飲んでいるコンスタンを、体調を診ながら自分で減らしていくことになった。

 外食は、ふところの健康に良くないのだ。ラーメン1杯食べるくらいなら、同じ金額で黒毛和牛の焼き肉を家で食べた方がマシだ。せっかく八雲まで出たのに、ゴロウの薬だけしか買わなかった。

 ローズは、2反ある畑の草は食べ尽くし、妊娠牛の放牧地で草の根をほじくっている。
「ロ〜ォ〜ォ〜ズ〜ゥ〜ゥ〜!」
大声で呼ぶと、ユーモラスなテーマ曲と共に帰ってくる。
・・・ブゥピィブゥゥピィィィ・・・
 走ってくるので、ビブラートがかかっている。呼んだら来るところは、まだ野豚になりきっていない。
 エサをもらうと、一心不乱に食べる。
 だが、ローズの名前を呼んで、やってくるのはローズだけではない。カラスが、ローズのエサを狙ってやってくるのだ。
 人の良いローズは、取られても平気で食べている。

 服を洗濯したので、ちょっと寒い。薄着で我慢していたが、よく考えたらストーブを着ければいいのだ。室温は10度しかない。でも、やっぱり我慢しよう!