共同機械小屋作り 

yonemiki2005-11-19

 朝牛舎を急いでやり、共同機械小屋の再建工事に行った。本当は自分の牛舎建設工事もあるのだが、俺の使わせてもらう機械なのだから、行くしかない。
 すでに合掌が上がり、俺は壁張りをやった。新築の小屋なのに、すごいトタンを使っていたのでビックリした。ボロボロに錆び、穴だらけの古いトタンを、継ぎ接ぎして壁にしていった。師匠が下で用意したトタンを、俺が軟弱な地面に立てた不安定な三脚のてっぺんに立ち、傘釘で打ち付ける。不安定な体制で、変形してフワフワしたトタンを打ち付けるのは難しかった。上の方は、屋根の上にいる他の人が打ってくれたが、迂闊に上を見ていると、木屑や釘、血が落ちてくるのだ!
 昼食後、師匠に呼ばれて行ってみると、地面の中に埋もれたトタンがあった。まさかと思ったが、それを掘り出して使った。壁に立てかけて釘を打つと、上から泥が落ちてきた。ここでも不安定な三脚のてっぺんに立っての作業になり、腰が痛かった。
 ようやく終わったと思ったら、師匠に呼ばれて屋根に登り、今度は楽な体制でのトタン打ちだ。こちらは、ちょっと錆びたナメコトタンを使い、規格も割りとそろっていたので作業も楽だった。
 全部の壁が終わったところで、俺が合掌に上がり、足場板として仮留めされていた板を、キチンと釘で打ち付けた。屋根の剛性が増すらしい。これで、あとは注文してあるトタンが届くのを待って、屋根をふくだけだ。
 家に帰ってみたら、子牛たちの体調が良くないのに驚く。5頭子牛の部屋が、下痢臭い。特に蜜三郎が調子悪そうだ。半量の補液剤と半量のミルクで様子を見るが、蜜三郎は元気が無さ過ぎるので、明日獣医さんに来てもらうことにする。シマコが発情しているので、ついでだ。