モモコ発酵床へ マユコ誕生

yonemiki2005-01-04

 朝行ったが、フクの出産はまだだ。ミツの発情は終わりかけていたが、カズエは絶好調で発情していたので、獣医さんを呼ぶ。2頭とも卵が残っていたので、貴安福をつけた。ついでにフクを診てもらったが、すぐそこまで頭と前足が出てきており、順調だそうだ。モモコを入れるために、発酵床をかき混ぜた。昨日、米糠を足しておいたので、かなり熱くなっていた。かき混ぜると、モウモウと湯気が上がった。モモコを入れてやったら、ピノコとローズが挨拶していた。(顔を舐めてやっていた)寝不足なので早めに引き返す。
 Kさんが来て、雪の中で黒豆の収穫をした。雑草に負けて小粒だが、食べるくらいはあった。今後の、建築計画を立てる。実現すれば、毎日の作業が効率化され、牛の健康が維持しやすくなるはずだ。
 夕方、ようやくフクが出産した。1週間も遅れたので、てっきりオスだと思ったのに、メスだった。初乳をやる。フクを外に出して、Mikiがこれまたしつこくドライヤーをかける。フクと一緒だと、寒さ対策を取りにくいので、すぐに離すことにした。産室脇の生まれたばかりの子牛用の部屋に分厚く敷きわらを敷き、牛衣を2枚重ねにして間に使い捨てカイロを挟み込む。さらに乾草を布団のようにかけてやった。背中から腹、顔から足までカラカラに乾かしたが、震えているのを心配したMikiは、さらにドライヤーで体を温めてやった。昨日の雨で湿っぽくなった乾草がカラッとするまで、子牛と添い寝しながらドライヤーをかけていた。血統が良いので、出来れば母牛として残したいと考えている。名前はマユコだ。 第2産室の元次郎とユカのために、敷きわらを交換した。広いところなので、なかなか汚れないのだ。それに引き替え、中子牛のところは、2日でドロドロになる。何とかしなければ・・・。
 10時半に、2回目の初乳をマユコにあげ、これで寝不足から開放される。ココアが何を思ったか、子牛の保温部屋に侵入し、やけに馴れ馴れしくしたと思ったら、マユコにライバル心を持って踏みつけにかかった。何考えているんだ?